消せなかったLINE|妻に知られる前に感じていた違和感

離婚の記録
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彼女との関係が妻に知られるまで、約1か月でした。会った回数は数えるほどで、家事や育児、子どもの勉強も、それまで通り続けていました。

そのため、自分では大きく変わったつもりはありませんでした。それでも今振り返ると、少しずつ違和感は出ていたのだと思います。

連絡の頻度は増え、以前より携帯を見る時間も増えていました。彼女には、「LINEは消しておいてね」と言われていました。

危ないことは分かっていました。それでも私は、彼女とのやり取りを消すことができませんでした。

この記事は、不倫などの関係を隠す方法を書きたいわけではありません。

心が弱っているとき、人は大切な判断を見誤ることがあります。

当時の私は、彼女とのやり取りを手放せないほど、その時間に支えられていました。

それでも、その選択が自分だけでなく、彼女や子どもを巻き込むことになる現実までは、十分に考えられていませんでした。

この記事では、妻に関係が知られるまでの空気と、当時の自分が感じていたことを書いています。

妻に彼女との関係が知られるまでの1か月

彼女との関係が妻に知られるまで、約1か月でした。実際に会えた回数は数えるほどで、平日の休みや、妻と子どもが出かけているタイミングが重なった日だけでした。

無理に予定を合わせていたわけではありません。家事や育児、子どもの勉強も、それまで通り続けていました。

小学校受験に向けた通塾や毎日の勉強も、変わらず私が見ていました。
そのため、自分では大きく変わったつもりはありませんでした。

ただ、今振り返ると、少しずつ違和感は出ていたのだと思います。

少しずつ増えていった連絡

彼女への気持ちが強くなるにつれて、連絡の頻度は少しずつ増えていきました。以前より、携帯を触る時間も増えていたと思います。

LINEが来るだけで嬉しかったです。疲れた日でも、連絡を見ると少し気持ちが軽くなりました。

ふとした時間に、今までのやり取りを見返すことも増えていきました。次に会う予定が決まるだけで、毎日を頑張ろうと思えていました。

関係が知られる少し前、家族で旅行に行ったことがありました。普段とは違い、同じ部屋で寝ることになった夜、彼女と少し連絡を取っていた私に、妻が「何ニヤニヤしているの」と言ったことがありました。

そのときは深く考えていませんでした。けれど今振り返ると、その時点で妻は何か違和感を覚えていたのかもしれません。

携帯を見ているときの私は、自分で思っている以上に嬉しそうな顔をしていたのだと思います。

「LINEは消しておいて」と言われていた

彼女には、一度だけ言われたことがありました。

「バレないように、LINEは消しておいてね」

危ないことは分かっていました。
それでも、私には消せませんでした。

彼女とのやり取りを消すことが、どうしてもできませんでした。

消せなかった理由

彼女との時間は、私にとって特別なものでした。

ずっと続く関係ではないことも分かっていました。だからこそ、一つ一つのやり取りが大切でした。

会える機会は限られていました。そのため、LINEのやり取りや彼女を撮った写真は、自分にとって大事な存在になっていました。

疲れた時やつらい時、LINEを見返して元気をもらっていました。

自分らしくいられた時間を、消してしまうのが怖かったのだと思います。

彼女と一緒に撮った写真は、一枚もありませんでした。

「今度、一緒に撮ろうね」

そう話した矢先に、私たちの関係は知られることになりました。

何も気づかれないと思っていた

私は、妻には気づかれないと思っていました。

妻は、男としての私にはもう興味がない。
少なくとも当時の私は、そう受け取っていました。

「外でしてきてもいい」と言われていたこともあり、仮に彼女との関係が知られても、深く追及されることはないと思っていました。

そこは完全に、私の甘い考えでした。

今振り返ると、妻は私の変化に気づいていたのだと思います。

連絡の頻度。
携帯を見る時間。
少し浮ついた空気。

自分では隠しているつもりでも、どこかに違和感は出ていたのかもしれません。

ロックしていなかった携帯

私は、それまで携帯にロックをかけていませんでした。今まで、やましいことがなかったからです。

以前には、「何か気になるなら見てもいいよ」と言ったことさえありました。

その日、私は子どもとお風呂に入っていました。お風呂から出た瞬間、私の携帯を見ている妻の姿が目に入りました。

その瞬間、私はすべてを察しました。

一瞬で、すべてを察した

消しておくように言われていたLINE。
ロックすらかけていなかった携帯。

今振り返ると、あまりにも軽率でした。

LINEを消せなかったことも、携帯にロックをかけていなかったことも、すべて自分の甘さだったと思います。

その結果、彼女にも迷惑をかけてしまうことになりました。

自分だけの問題では済まなくなることは、頭では分かっていたはずです。

それでも、実際に彼女や子どもまで巻き込むことになる現実を、当時の私は本当の意味で想像できていませんでした。

あの時、一番強かったのは、子どもへの申し訳なさでした。

この日を境に、家の空気も、私の人生も大きく変わっていきました。

彼女との関係が知られたことで、これまで目をそらしていた現実と向き合うようになりました。

次の記事では、関係が知られたあとに起きたことを書いていきます。

この話の前の出来事については、こちらで書いています。

罪悪感より、彼女との未来を考えるようになった日

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